「私らしさ」と「母」の機能

私は、当時にしては珍しい「自分らしさ」「キャリア」を追求したバリキャリの母に育てられた。
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日常的な育児は、ほぼ祖父母にまるなげ。
母は管理職まっしぐら、夜間に大学院にも入り直し、年末年始はこもりきりで論文執筆。地域の中で女性初の◯◯みたいなものが多かった。
仕事がとにかく楽しくて仕方ない、自分らしさが大切だといつも言っていた。
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大きくなると「人」「職業人」としての尊敬を待てるようにはなったけれど、でもどこかで、当時は「母」の部分も欲しかったと思うことがある。
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大人になれば大人の事情はわかる。
だけど、子供には子供のときに必要な要素もある。
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現代の女性が過剰にしばられている「母親としての常識」から自由になること、そして「私は私」も大切だけれど
「日常としての、母としての機能」まで忘れてはならないと、個人的には思う。
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その「機能」が何なのか、どこまでなのかは、1番日々悩むところなんだけどね。
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色々な考えがある中での、私なりの、子育ての軸。

Learning for Impact

「学ぶことで世界は変わる、世界を変える」・・日々の「学び」を記録に。 <池原まさこ> エグゼクティブ&キャリア女性のコーチングを手がける MANABICIA代表。東京で一人、0歳児の子育て中

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