私は、当時にしては珍しい「自分らしさ」「キャリア」を追求したバリキャリの母に育てられた。
.
日常的な育児は、ほぼ祖父母にまるなげ。
母は管理職まっしぐら、夜間に大学院にも入り直し、年末年始はこもりきりで論文執筆。地域の中で女性初の◯◯みたいなものが多かった。
仕事がとにかく楽しくて仕方ない、自分らしさが大切だといつも言っていた。
.
.
大きくなると「人」「職業人」としての尊敬を待てるようにはなったけれど、でもどこかで、当時は「母」の部分も欲しかったと思うことがある。
.
.
大人になれば大人の事情はわかる。
だけど、子供には子供のときに必要な要素もある。
.
.
現代の女性が過剰にしばられている「母親としての常識」から自由になること、そして「私は私」も大切だけれど
「日常としての、母としての機能」まで忘れてはならないと、個人的には思う。
.
その「機能」が何なのか、どこまでなのかは、1番日々悩むところなんだけどね。
.
.
色々な考えがある中での、私なりの、子育ての軸。
0コメント