Living Well is the Best Revenge ―優雅な生活が最高の復讐である
もとはスペインの諺だそうですが
カルヴィン・トムキンズの小説のタイトルです。
画家のジェラルド・マーフィー、そしてセーラ・マーフィー夫妻。
マーフィー夫妻は子どもを二人亡くし、親戚の会社の尻拭いもした。辛いことを多く抱えていた。
しかしそのような中でも、「優雅な態度」を心がけ、客人を温かく迎え、愉快な気持ちにさせます。
『人生のじぶんでこしらえた部分、非現実的なところだけが好きなんだ。ぼくらにはいろんなことが起きる――病気とか誕生とか、ゼルダのプランジャン入院とかパトリックのサナトリウムとか義父ウィボーグの死とか。それらが現実だ、どうにも手の出しようがない』。すると、スコットが、そういうものは無視するってことかい、と聞いてきた。だからこう答えた。『無視はしないが、過大視したくない。大事なのは、なにをするかではなくて、なににこころを傾けるかだとおもっているから、人生のじぶんでつくりあげた部分しか、ぼくには意味がないんだよ』。 P192
私たちも、人生には様々なことがある。
ですが、どこにフォーカスをあてるか。
優雅にいきることが「最高の復讐」
この言葉がとても好きです
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