どんな境遇にあっても人生を充実させることが出来る人の特徴

仕事が詰まらない、上司が嫌な人だ、退職することになった、リストラされた、部下との関係がうまくいかない、などなど、人生には「こんなはずでは」が沢山訪れる。

最近特に色々な方々とお会いしていて思うことがある。

どんな境遇においても
そこから這い上がる人
後々活躍していく人
充実した人生だと感じられる人
には共通点があった。

それは、
「具体と抽象を変換できる翻訳機能を、持っていること」



個別具体的な事象から、抽象的な学びを引き出すことができたり

抽象的な概念を自分なりに噛み砕いて、自分の具体的な課題な結びつけることができる

そういう力がある人だと思う。


「ウサギとカメの例え話」を聞いて
「私はウサギじゃないですから、その話は参考になりません」と言う人と
「この教訓をいまの自分に当てはめると…」と考えられる人。

その違いだと思う。

答えをください、正解を教えてください、すぐに効果がある何かを示してください
という人には
多分その答えをその時示しても、抽象化して、その学びを別の場面に応用させることは難しいだろう。
だからきっとすぐに「またこの場面の答えを」となる。


多くの人に当てはまる「ラーニング、教訓」は、往々にして抽象的であるからこそ
それを、自分の中で「翻訳」して、自分に紐つけて、落とし込む力を鍛えたい。


そしてその次には
自分の学びや経験を、抽象化して、言語化して、語れるように。

特にチームや組織のリーダークラスの人には、そのどちらの翻訳機能も、求められるものなのだろうと、思う。

この翻訳がスムーズに自分でできると
「こんなはずでは」の場面においても
自分の境遇から自分で学びを引き出していける。

だから、どんなに不遇な場面に陥っても
挽回し、充実させていけるのだと、そう思う。

徒然。

Learning for Impact

「学ぶことで世界は変わる、世界を変える」・・日々の「学び」を記録に。 <池原まさこ> エグゼクティブ&キャリア女性のコーチングを手がける MANABICIA代表。東京で一人、0歳児の子育て中

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