取り残されていくような気持ちがする、という意味

子供を産んでから
夜や週末、出歩くことがほぼ無くなった。

たまに、どうしても必要な時はシッターさんや福岡の母に来てもらって
出掛けたり出張にも行かせてもらうけれど
「気軽に」というものからは、程遠い。

だけど世の中のたいていの面白そうなイベントは、夜か週末にある。

私は仕事柄、色々な人と交流する機会は割と多い方だけれど
それでも、夜と土日に気軽に外に行けなくなったことは
大きな変化だった。

参加したいものがあっても「19-21時」と書いてあると、溜息がでたり。

よく、ママたちが
「子育てと日々の生活に追われていると、取り残されていく気がする」と言っているけれど
その気持ちが、何と無くだけれどわかる気が、する。

もちろん、子育ては楽しい。
そして、ワーママ的な発想で、「制約がある中でこそ仕事の生産性が上がる」もわかる。

だけど、そうではなく
夜とか週末とかに、仕事でも育児でもないことで自由に動ける、というカードがいま手元にないことは
「いつも自由に動ける」に比べると
「成長してない」「停滞」だと
思いがちではないだろうか。

(先日打ち合わせでちょうどこの話になり。
ぼーっとしていたら成長していない気がして焦る、というコメントがそこでは多く。)

だけど、ふと思った。

「止まる」、ということは、 
「進む」の対義語ではなく、 
「周りの景色がよく見えるようになる」ということ

Learning for Impact

「学ぶことで世界は変わる、世界を変える」・・日々の「学び」を記録に。 <池原まさこ> エグゼクティブ&キャリア女性のコーチングを手がける MANABICIA代表。東京で一人、0歳児の子育て中

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