いまたいていは、みんな似たようなバックグラウンドを持っているし、
難しいことならコンピュータのほうが正解をくれる。
となってくると、何かあった時の「あの人にしよう」の決め手って何なんだろう。
「IQより愛嬌」…これは先日、ベストセラー作家で経営者のムーギーキムさんが講演で言っていた言葉。
「愛嬌」は、「媚びる」ではなく、「気が利く」だろう。
感じの良さは、貴重な財産だ。
人は、目の前の相手の一瞬のしぐさや表情を0.07秒で捉えるときいたことがある。
そのような中でも「あの人感じがいいね、愛嬌あるね」と思われる人がいたら
それはもう才能だとおもう。
私の個人的な感覚なのだけど
愛嬌がある人は、
堂々と「私はこれができる、こういうところが得意で、すごいと自負している」と無邪気に言う。
潔いし、「そうかそうか!そうなのね」と笑顔で聞ける。
素直さが、他の人の心を打つのかもしれない。
一方で、
なぜか感じが悪くなってしまう人…の、その原因のひとつが
「私すごい」…というのが恥ずかしいばかりに
「他の人のこんなところが、すごくない」…と、他者を落とすことで、間接的に「私すごい」と言ってしまうことではないかとおもっている。
どちらが良い悪いではなく、
愛嬌があるないの間には、そういう違いがある、そんな気がしている。
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